いよいよ、2014年4月9日XPサポート終了。
OSシェア29%(2013年12月時点)のWindows XPのサポートが終了します。
XPは、10年間のサポートが続きました。10年といっても、ユーザー多数のため5年延長しての10年です。
そして、一緒に、Excel 2003やWord 2003のOffice 2003のサポートも終了します。
「XPサポート終了すると何が危険なのか?」について解説します。
Windows 8.x breaks 10 percent, Internet Explorer 11 makes a splash | Ars Technica
arstechnica.com/information-technology/2014/01/windows-8-x-breaks-10-percent-internet-explorer-11-makes-a-splash/
XPサポート終了すると何が危険なのか?
Windows OSは初期設定で自動的に更新プログラムをインストールし、ユーザーが特に意識しなくても、自動的に自己防衛をするように設定されています。
XPサポートが終了すると、この「セキュリティ更新プログラム」の提供が終了します。
つまり、悪意を持ったウィルスが発見されても、それを予防する改善プログラムを提供しませんよ。ということになります。これにより悪意あるソフトウェアに感染するリスクは、Windows 8の「10倍」になるとの話です。
最近では、Amazonで買い物やパソコンを使った銀行振込など、金銭が絡むことも多いため被害にあわないためにも、このままではまずいです。
ウィルス対策ソフトを入れればよいのでは?
セキュリティソフトの社長の公式に説明によると、「セキュリティ対策ソフトでは、基本的に、Windows XPの修正パッチにセキュリティ対策ではかなわない」そうです。
また、トレンドマイクロの担当者によれば、「Windows XP」の脆弱性に対する修正プログラムが配布されなくなると、セキュリティソフトでもコンピューターウイルスの駆除や検知は難しくなる」ということだそうです。
では、どうすればよいのか?
やはり、新しいWindows OSに乗り換えるのが一番の対策のようです。
マイクロソフトの発表によると「Windows 8」以降への乗り換えで悪意のあるソフトウェアの感染率は21分の1に減るということです。
乗り換えるなら、安定「Winows 7」か最新「Windows 8」
XPの後継「Windows 7」の特長
シェア50%程度で現在、最も使われているOSです。
不評の声があったVistaの動作の遅さを改善し、7では軽快な動作を実現しています。
XPとあまり操作もかわらないため、操作の面でもスムーズにXPから移行できるでしょう。
また、7発売から時間が経過し、修正が繰り返され、動作の安定性が高いです。
他社製のソフトウェアやフリーソフトとの相性もよいです。
XPの後継「Windows 8」の特長
最新のWindows OSでシェア10%とまだまだ普及段階のOSです。
タッチパネルでも快適な操作ができるように新たな画面を設け、操作性をを変えたのがもっとも大きな特長です。その点、やや慣れるのに時間がかかるという面もありますが、従来のデスクトップ画面も用意されているため、XPユーザーも問題なく使えます。動作は、Windows 7よりもさらに軽快です。
さいごに
XPのインストールされたパソコンであれば、性能的もかなり時代遅れとなっている可能性が高いので、この際にパソコンと一緒に買い替えて、快適なパソコン環境を入手することオススメします。新しいOSとパソコンで動作の快適さに感動を得られるはずです。
オススメは、初心者に使いやすい国産メーカーで、それを手厚くサポートしてくれる富士通、NEC、ソニー、東芝です。