パソコンのカタチには大きく分けて2種類あります。
一つは昔からあるデスクトップパソコン。
もう一つは、バッテリー内蔵で持ち運べてコンパクトなノートパソコン。
この二つには同じパソコンでもいくつか違いがあるので、お互いのメリット・デメリットを知っておきましょう。
デスクトップとノート性能比較
それでは、主な違いを4点にしぼって解説します。
同価格なら、デスクトップの方が処理速度が速いPCが買える
処理速度とは、パソコンの起動・終了にかかる時間、データを保存にかかる時間などです。
デスクトップPCとノートPCこの2つを比べるとノートの方がコンパクトに作られている分、同じ金額であれば、デスクトップPCの方が高性能なものが買えます。
だからと言って、ノートパソコンが性能的に低いというわけではなく、最近では、デスクトップ、ノート両者とも十分処理が早くなっていますので、処理速度に関しては、特に高性能を求めなければ、ノートでも十分です。
パソコンの動作の快適性を追求したい方は、デスクトップをおすすめします。
少しでも持ち運ぶ可能性があるなら、ノートPC
ノートパソコンの魅力としてやはり、どこでも、持ち運んで使えるということです。
それに対してデスクトップは部屋のどこかに固定しておかなければなりません。
外に持ち歩かないといっても、家の中で移動させる必要があれば、ノートPCを選んだほうが良いです。
学生であれば、学校へ持っていく機会が少なくともあると思いますので、ノートパソコンがおすすめです。
大画面で、使いやすいキーボードで作業したいなら、やっぱりデスクトップPC
ノートパソコンは、液晶ディスプレイとキーボードがほぼ変更できず、壊れるまで一生付き合っていく必要があります。
一方、デスクトップパソコンであれば、高画質で大きな液晶ディスプレイや、使いやすいキーボードを選択することが可能です。
(この点では、ノートパソコンも大画面ディスプレイや他のキーボードに繋ぐという代替方法があります)
どちらも増設は可能だが、デスクトップPCはパーツの選択肢が多い
時代の流れとともに性能が格段に上がるパソコンは、3年もすれば、当時最新の性能であっても、型遅れとなってしまうくらいです。
そこで、古くなった部品を 新しいより良いものに交換または増強する拡張という作業です。
ノートパソコンでもデスクトップパソコンでも、メモリやSSDの増設は可能ですが、ノートパソコンの方は該当のモデルに対応したパーツが必要になります。パソコンによっては、増設が不可能な場合もあります。一方、デスクトップパソコンは、比較的柔軟性が高く、市場に出ているパーツを選んでカスタマイズすることが可能です。
その点では、デスクトップPCは、長期間使用することができるし、パソコン自体に愛着もわき、カスタマイズすることが1つの楽しみになるかもしれません。
- 少しでもパソコンを移動させることを考えているのであれば、ノートPC
- 家の中でも移動させることがあるのであれば、ノートPC
- パソコンは家の中で据え置きではなく、使わないときは閉まっておきたいなら、ノートPC
- 同じ価格なら高性能なパソコンが欲しいのであれば、デスクトップPC
- パソコンのカスタマイズを楽しみたいなら、デスクトップPC
- 多数派は、ノートPC
デスクトップPCとノートPCどちらにしたいか決まりましたか?