何がすごい?何が変わった?第4世代インテル Coreプロセッサー「Haswell(ハズウェル)」とは?

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第4世代coreプロセッサーが2013年に登場して、2013年秋冬、2014年春モデルのパソコンにも徐々に第4世代coreプロセッサーが搭載されはじめました。今回は、第4世代インテル Coreプロセッサー「Haswell(ハズウェル)」とは何かその魅力をご紹介します。

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第1世代の登場~第4世代までをまとめると

初代から第4世代まで、ちょっと簡単に歴史についてまとめてみます。

第1世代coreプロセッサー「Nehalem(ネハレム)」

初代は、2010年に登場し一世風びしました。
このプロセッサーをロボットでたとえると・・・
従来はキャタピラ移動が一般的だったロボット業界に、2足歩行のロボットが登場しましたような衝撃です。
さらに、複数の敵と出会ったときは両手のマシンガンで戦い、ピンチの時はターボモードで戦う頼もしい新型ロボットです。

Roboactor(ロボアクター) (二足歩行ロボットラジコン)

実際は、従来のcore 2プロセッサーでは遅延の原因となっていたメモリやグラフィックボードを直接コントロールできるようになり、画期的な進化を遂げた初代coreプロセッサーです。

つまり、処理の流れを説明すると・・・

  • 従来:CPU → チップセット → メモリ・グラフィックボード
  • 初代:CPU → メモリ・グラフィックボード

これにより、チップセットを介するやりとりながくなり高速化されました。
さらに高速化の2つのテクノロジーが搭載されました。

・ハイパースレッディング
 複数の処理が同時にきた場合に、1列で処理していたものを2列でマルチに処理します。
・ターボブースト
 自分の能力を超える敵が現れたときに、動作速度を引き上げて高速に処理します。

第2世代coreプロセッサー「Sandy Bridge(サンディ・ブリッジ)」

第二世代は、2011年登場しました。
たとえれば第2世代は、初代のロボット戦士の欠点であったハリボテに近いつくりを新たに作り直し、完全にスムーズな動きをするロボットに進化しました。これにより真の強い戦士となりました。

HGUC 1/144 RX-78-2 ガンダム (機動戦士ガンダム)

第二世代Coreプロセッサーの最大の特徴は、グラフィック機能の完全統合です。
初代でグラフィック機能がプロセッサーに統合されました。しかし、1つの箱にプロセッサーとグラフィック機能を詰め込んみ、中で接続しているようなもので、実際には完全に統合されていませんでした。
第2世代では、完全にプロセッサーとグラフィック機能が統合されて、高速化されました。

さらに、ハイパースレッディングとターボブースト(プロセッサーだけでなく、グラフィック機能もブースト)がパワーアップしました。

第3世代coreプロセッサー「Ivy Bridge(アイビーブリッジ)」

第3世代は、2012年に登場しました。
第3世代ロボット戦士は、消費電力を50%にし、バッテリーの持ちを良くし、戦闘時間を伸ばしています。さらに軽くなり、動作スピードと戦闘能力が向上しています。

HGCE 1/144 GAT-X105 ストライクルージュ (機動戦士ガンダムSEED)

第3世代coreプロセッサーでは、消費電力が50%に低減。バッテリーの持ちが2倍にアップしています。
そのほかに、

  • 内蔵のグラフィック性能アップ
  • プロセッサー自体の処理スピードアップ
  • 物理的にコンパクトでノートのコンパクト化が実現

と着実に進化をとげました。

第4世代coreプロセッサー

そして、2013年登場しました。
第4世代ロボット戦士はどう進化したのでしょうか?

RG 1/144 ZGMF-X20A ストライクフリーダムガンダム (機動戦士ガンダムSEED DESTINY)

・消費電力がさらに少なくなり、バッテリーの持ちが1.5倍にアップ

ウルトラブックで、待機電力が30分の1(3W⇒0.1W)になると紹介されています。
また、Core i7の比較テストでは、第3世代で6時間持つノートPCが、第4世代で9時間になったと証明されています。

・内蔵グラフィック性能が2倍で、別途グラフィックボードが不要のレベルに。

 世代を超えたジャンプ、といわれる右肩あがりの段階的な進化を超えた大きな進化

・プロセッサーの処理速度が少し向上

 着実に進化を遂げています。

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第4世代はどんな種類がある?

コア/スレッド数、クロック数、GPU、TDP、価格帯の違いで以下の種類があります。
・Core i7-4770/K/S/T
・Core i7-4765T
・Core i5-4670/K/S/T
・Core i5-4570/S
・Core i5-4430/S

現在、どのパソコンに搭載されている?

2013年6月に発売されてから徐々に第4世代coreプロセッサーを搭載するパソコンが増えてきています。
2014年現在、国内メーカーで、NEC、富士通、ソニーの8割のモデルで第4世代coreプロセッサーを選択できるようです。

パソコン特長などに、プロセッサー(CPU)の「第4世代インテル」と記載があれば、第4世代プロセッサーを選択できます。

例:高性能CPU 第4世代インテル(R) Core i7-4500Uプロセッサー搭載

ちなみに、今お使いのCPUが「Core 2…」とあれば、第1世代目より昔のプロセッサーです。
この機会に、パソコンを買い替えて、進化を体感してください。

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国内メーカーのパソコンはこちらです。私、初心者はまずNECが間違いないと思います。

NECのバリュースター、LaVie

NEC Direct(NECダイレクト)

富士通のライフブック、エスプリモ

富士通パソコンFMVの直販サイト富士通 WEB MART

ソニーのVAIO

ソニーストア

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